こんにちは、響です。
クラシックといえばベートーヴェン、と思っている方も多いのではないでしょうか?
ドイツのボンで生まれた彼は、生涯を通じて多くの名曲を残しました。
その中でもピアノソナタは、初心者からクラシックファンまで、“聴く楽しみ”を感じられる作品群です。
《悲愴》《月光》《熱情》といったタイトルを耳にしたことがある方も多いでしょう。

実はその3曲も、32曲のソナタの中の有名な一部なんです
今回は彼の作曲した32曲のピアノソナタをそれぞれの時期にわけてまとめてみました。
これらの32曲は作品番号や調性が付けられ、それぞれに独自の魅力があります。
なんといっても、ベートーヴェンの生涯を通じて作曲されたので、時期ごとに作風の変化が見られるんですよ。

どの曲があって、どんな雰囲気か、ゆっくり見ていってくださいね
なお、この一覧に含まれていないソナタもあります。
今回はナンバリングされているピアノソナタ32曲ということでお伝えしていきます。
それでは、ベートーヴェンのピアノソナタを初期・中期・後期に分けてご紹介します。

それぞれの時期ごとにどんなソナタがあるのか、早速一覧を見ていきましょう。
初期の作品一覧 《悲愴》《月光》
初期はOp.2-1からOp.28の作品で構成されています。
中期の作品一覧 《テンペスト》《ワルトシュタイン》
中期はOp.31-1からOp.81aの作品で構成されています。
後期の作品一覧 《ハンマークラヴィーア》
後期はOp.90からOp.111の作品で構成されています。
気になるソナタから演奏を始めてみませんか?
32曲のピアノソナタは、ベートーヴェンが生涯をかけて書き続けた“音の物語”。 初期・中期・後期、それぞれに違った表情があり、聴く人にも弾く人にも長く愛され続けています。
まずは『悲愴』『月光』『熱情』など有名なソナタからチェックするのもおすすめ。
気になる曲があれば、個別ページや楽譜情報もぜひのぞいてみてくださいね。