《ジムノペディ》(Gymnopédies)は、エリック・サティが1888年に作曲したピアノ曲です。
特に第1番がサティの代表的な作品として、タイトルとともに知られています。
《ジムノペディ》は古代ギリシャの神々をたたえる祭典(ジムノペディア=裸の踊り)からとられているんです。
この祭典は、人々が酒によって大騒ぎをし、興奮する激しい祭典として知られています。
しかし、サティはこの祭りの様子を描いた古代の壺を見て曲想を得たといわれているんです。
だらこそ、曲は終始ゆっくりと静かなたたずまいがあふれているんですね。
《ジムノペディ》1番と3番は、ドビュッシーによって管弦楽曲に編曲されました。
また現在でも、ポップスやジャズなどの世界で様々なアーティストがアレンジしている曲なんですよ。
《ジムノペディ》の特徴
3曲とも、テンポの遅い3拍子、4分音符以上の長い音符のみでの作曲。
これらは、装飾が少ないことでの簡素な曲調にも繋がっていますね。
独特の愁いを帯びた旋律が特徴ですが、これは後年の《グノシエンヌ》にも似通っていると思います。
大騒ぎするジムノペディアの様子を静かなたたずまいで。
これが若い頃のサティらしい発想だったのかもしれません。
《ジムノペディ》各曲の紹介
ここから《ジムノペディ》のそれぞれの曲についてお伝えしますね。
詳しいことは、各曲の説明の最後にあるリンクからの記事を参考にしてください。
第1番 (Lent et douloureux)
ゆっくりと痛ましげにという主題が与えられています。
→ジムノペディ 第1番はこちら
第2番 (Lent et triste)
ゆっくりと悲しげにという主題での展開です。
→ジムノペディ 第2番はこちら
第3番 (Lent et grave)
ゆっくりと厳かにという指示があります。
→ジムノペディ 第3番はこちら
《ジムノペディ》を耳にしたシーン
《ジムノペディ》は管弦楽版が有名です。
美術館内の環境音楽として使用されたこともあるので、耳にしたこともあるのではないでしょうか。
なによりも、ドラマなどで効果的に使用されています。
ただ、この場合も使用例は1番が圧倒的だという曲なんですよね。
編集ポリシー:当サイトは演奏の再現性を重視し、校訂済み・商用版のみを紹介します(無料配布譜は原則掲載しません)。