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クシコスポストとは?意味・作曲者・運動会で流れる理由と物語

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《クシコスポスト》基本情報はこちら

こんにちは、響です!

運動会で流れるあの軽やかな行進曲、《クシコスポスト》。
一定のテンポで足並みをそろえるこの曲は、
人の歩幅と呼吸に寄り添うリズムを持っています。

この曲はハンガリーの騎馬郵便を描いた、疾走感あふれるガロップなんですよ。

 

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ここだけは覚えておきましょう

《クシコスポスト》について、簡単に説明しますね。
気になる部分はチェックしてみてください。

項目要点
難易度初中級〜中級(拍感の安定が鍵)
演奏時間約2〜3分(アレンジにより変動)
推し版全音ピアノピース:ソロ版/連弾版
用途行進・発表会・学校行事・ステージ演奏

どんなところで使われている曲かっていうイメージができたと思います。
では、次に《クシコスポスト》の基本情報です。

  • 題 名:クシコス・ポスト
  • 原 題:Csikos Post
  • 作曲者:ネッケ(Necke, Hermann)
  • 調 性:ヘ長調(F-dur / F major)♭1個
  • 難易度:★☆☆☆☆(全音基準:A)
        ☆☆☆☆☆(ヘンレ:未収録)
  • 作曲年:不明

“Csikos Post”はハンガリー語で「騎馬郵便使い」。
馬が草原を駆け抜ける様子を描いたガロップで、軽快な行進曲として定着しました。

また、作曲年は不明ですが、リストの《ハンガリー狂詩曲第2番》(1851–53)から旋律を借用していることから、1853年前後の作と考えられています。

 

どんな楽譜を選べばいいの?

《クシコスポスト》ですが、ピアノ曲としては初級の扱いを受けています。
なので、弾いてみようと思う方もいるのではないでしょうか?

そんな方のためにおススメの楽譜を紹介しますね。

全音ピアノピース(ソロ)
種別:ソロ
難易度:初中級
特徴:音域がコンパクトで弾きやすい。
   粒をそろえやすい構成。
用途:授業・独奏・発表会

全音ピアノピース(連弾)
種別:連弾
難易度:中級
特徴:音厚と華やかさが出る。
   行事演出に最適。
用途:学校行事・イベント

響

ソロはリズム練習に、連弾はステージ映えに最適。
目的に合わせて使い分けましょう。

ピアノピースが欲しい!という方はこちらのリンクからどうぞ。

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練習する時のポイント4つ

《クシコスポスト》は初級に分類される曲です。
でも、左手の音が細かかったり、スタッカートが多かったりと難所もあります。
ここでは、そんな部分を克服するためのポイントをお伝えしますね。

  1. 拍感が泳ぐ
    よく、左手が転ぶっていいますよね。
    そうならないように、左手のテンポをメトロノームで固定しましょう。
    馬が走るみたいに一定の刻みを維持するんです。
     
  2. スタッカートが短すぎる
    軽やかに弾こうとしてスタッカートが強くなりすぎる。
    これもあるあるです。
    “短すぎない”ノンレガートで音をそろえましょうね。
     
  3. 速くして濁る
    テンポを指定通りにするのも大事です。
    でも、音が濁るのはダメですよ。
    メトロノームを(96→108→120)のように少しずつ上げる。
     
  4. 右手が埋もれる
    左手の音が飛び跳ねます。
    なので、どうしても目立ってしまう。
    左手は声を張りすぎないように。
    旋律になる右手は、語尾で軽く言い切りましょう。

響

目標は「最後まで同じ拍で走り切る」こと。
テンポより安定を優先ですよ。

 

よくある質問ーFAQ

Q
初心者でも弾けますか?
A

初中級アレンジなら可能です。
テンポよりも拍の安定を意識しましょう。

Q
ソロと連弾、どちらを選ぶべき?
A

一人で練習するならソロ、
学校行事や発表会など人前で弾くなら連弾がおすすめです。

Q
適正BPM(テンポ)は?
A

行進用途で♩=120前後。
演奏会では♩=128〜132でやや速めが映えます。

 

足並みをそろえる音楽

《クシコスポスト》は、
人の歩幅と同じテンポで走る、誰もが知っているガロップです。
学校行事で使われるのは、拍が明確で列がそろいやすいから。
そして何より、聴くだけで身体が動き出したくなる曲だからです。

ハンガリーの草原を駆ける馬のリズム、
校庭で響く足音のリズム──。
それはどちらも「進む力」を感じさせる同じ拍なんですね。

演奏するときは、速さよりも拍の安定を
一定のテンポで走り切れたとき、
この曲の本当の楽しさが見えてきます。
音と足音がひとつになる、その瞬間を楽しんでくださいね。

 

響

結局、音楽って“歌うように奏でる”ことなんですよね♪

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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