こんにちは。響です。
いろいろなところでクラシックを耳にする機会が多いですよね。
でも、中にはタイトルがわからない・・・という曲があることも事実。
そこで、今回はよく耳にするだろう曲のタイトルとその作曲家についてお伝えしようと思います。
このコーナーは月曜日更新を予定しています。
知りたい曲があれば、お気軽に声をかけてくださいね。
亜麻色の髪の乙女
今回はソフトバンクのCMで使われていた曲をご紹介します。
ソフトバンクで「ただ友」というサービスありましたよね。
その時のCMに使われていたのがドビュッシーの『亜麻色の髪の乙女』
島谷ひとみが歌っているのが同じタイトルなので、混乱するかもしれませんが、彼女の歌とは雰囲気が違います。
この曲はドビュッシーの前奏曲集の第1巻に収録されている曲です。
それぞれ12曲ずつの小曲の中の第8曲が 亜麻色の髪の乙女 (La fille aux cheveux de lin)
この曲は優しい旋律による叙情美溢れる曲で、調性もはっきり変ト長調に定まった旋律的で短い小品なんです。
ドビュッシーは前奏曲集の第1巻は古代ギリシャ、イタリア、スコットランド、スペイン、イギリス、アメリカ、フランスといった世界各国の舞曲をモチーフとした異国情緒あふれる小品集です。
ドビュッシー(Debussy) :前奏曲集第1集 / Preludes 1 亜麻色の髪の乙女 “La fille aux cheveux de lin”
金子一朗(Ichiro Kaneko) 2009年8月26日 東京文化会館小ホール (Aug. 26th,2009 Tokyo Bunka Kaikan)
亜麻色の髪の乙女の難易度は?
この曲はピアノ曲ということで、弾いてみたい!と思う方も多いと思います。
実際、ロマンティックな曲なので聞くだけではなく弾きたいという気持ちも十分わかります。
そこで、この曲の難易度を調べてみました。
全音ピアノピースではピアノ曲の難易度に合わせてA~Fというランクが決められています。
そこで調べてみると、『亜麻色の髪の乙女』はCランク・中級という位置づけになっています。
目安としてはモーツァルトやベートーヴェンのピアノソナタが弾けるという感じでしょうか?
この曲はピアノだけではなくオーケストラの編曲になったものもあります。
いろいろ聞き比べることができるのも楽しいですよね。
人気のある曲なので、TVで耳にする場合もあると思います。
その時は、曲の雰囲気をたっぷりと楽しんでくださいね。
『亜麻色の髪の乙女』 の楽譜を入手する方法
『亜麻色の髪の乙女』 は楽器店に行けば、楽譜を手に入れることができます。
でも、近隣に楽器店がないという方もいらっしゃると思います。
そういう方のために、インターネットで購入できるか調べてみました。
『亜麻色の髪の乙女』 だけを入手しようと思ったら全音ピアノピース、もしくはインターネットで楽譜を購入できるぷりんと楽譜がおススメです。
全音ピアノピースでは原曲のままですが、ぷりんと楽譜ならアレンジされた楽譜も手に入ります。
1曲500円程度で購入できるので、アレンジしたものを弾いてみたい!と方はこちらで探してみるのもいいですね。
それでは、ステキな音楽ライフを!